Webサイトの制作・リニューアルには費用がかかりますが、国や自治体の補助金・助成金を活用すれば、費用の1/2〜2/3が補助される場合があります。「知らなかった」「難しそう」と敬遠する方も多いですが、正しい知識と準備があれば中小企業や個人事業主でも十分に申請可能です。この記事では、Web制作に使える主要な補助金と申請の流れを解説します。
GRANTS LIST
Web制作に使える主要補助金
IT導入補助金
中小企業・小規模事業者がITツールを導入する際の費用を補助する制度です。Webサイト制作はECサイト構築や予約システム導入と組み合わせることで対象になる場合があります。補助率は1/2〜3/4、補助上限額は最大450万円。申請にはIT導入支援事業者との連携が必要です。毎年公募スケジュールが変わるため、早めの情報収集が重要です。
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者の販路拡大を支援する補助金です。Webサイト制作・リニューアルは「販路拡大のための広報費」として申請可能。補助率2/3、補助上限額は通常枠で50万円、特別枠で最大200万円。従業員5名以下の企業が対象で、申請のハードルが比較的低いのが特徴です。商工会議所のサポートを受けながら申請できます。
ものづくり補助金
中小企業の生産性向上を支援する補助金です。ECサイト構築やデジタルマーケティングシステムの導入など、売上向上に直結するWebシステム構築が対象。補助率1/2〜2/3、補助上限額は750万円〜1,250万円と大型。審査は厳しめですが、事業計画がしっかりしていれば十分採択の可能性があります。
DATA
補助金に関するデータ
IT導入補助金の最大補助額
Source: 中小企業庁 2025年度
主要補助金の平均採択率
Source: 各補助金事務局公表データ
小規模事業者持続化補助金の補助率
Source: 日本商工会議所
補助金は「もらえるお金」ではなく「先払い→後で還付」が基本です。制作費用をいったん全額支払い、事業完了後に補助金が入金されます。資金繰りの計画を事前に立てておくことが重要です。
APPLICATION FLOW
申請の流れ
情報収集・制度の確認
自社が対象となる補助金を調査。公募期間・対象要件・必要書類を確認します
1〜2週間事業計画書の作成
補助金申請の核となる書類。現状の課題、Web制作の目的、期待される効果を具体的に記載
2〜4週間申請・審査
電子申請システム(jGrants等)から申請。審査期間は通常1〜2ヶ月
1〜2ヶ月採択・交付決定
採択通知を受領後、交付決定を経てからWeb制作に着手。決定前の着手はNG
2〜4週間事業実施・実績報告
Web制作を実施し、完了後に実績報告書を提出。領収書等の証拠書類が必要
2〜6ヶ月補助金の入金
実績報告の審査後、補助金が入金されます。申請から入金まで6〜12ヶ月が目安
報告後1〜2ヶ月FAQ