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GA4 GUIDE GA4アクセス解析入門

2025.12.05 Web集客のコツ

「GA4を入れたけど、何を見ればいいかわからない」。そんな声を本当によく聞きます。旧Googleアナリティクスから大幅に変わったGA4は、正直とっつきにくい。でも、見るべきポイントはたった5つ。この記事では、Web担当者が最低限押さえるべきGA4の見方と、データを改善アクションにつなげる方法を解説します。

GA4 Google Analytics アクセス解析 データ分析 改善

GA4の基本設定 — まずはここから

GA4(Google Analytics 4)は、2023年7月に旧ユニバーサルアナリティクス(UA)から完全移行した、Googleの最新アクセス解析ツールです。無料で使えるにもかかわらず、プロ仕様のデータが取得できる -- これを使わない手はありません。

まず最初にやるべきことは、GA4のプロパティが正しく設定されているかの確認です。Googleアナリティクスにログインして、左下の歯車アイコン(管理)をクリック。プロパティ設定で「データストリーム」を開き、自分のサイトのURLが登録されていることを確認してください。測定IDが「G-」で始まるものがGA4です。

次に確認すべきは、Googleタグの設置状況。サイトの全ページに計測タグが入っていないと、正確なデータは取れません。WordPressならプラグイン(Site Kit by GoogleやMonsterInsights)で簡単に設置できます。静的サイトの場合は、<head>タグ内にGoogleタグをコピペするだけ。5分で終わる作業です。

設定が完了したら、「リアルタイム」レポートを開いて、自分でサイトにアクセスしてみましょう。「過去30分のユーザー: 1」と表示されれば、計測は正常に動いています。ここまでできれば、あなたはもうGA4ユーザーです。恐れることは何もありません。

なお、GA4にはデータ保持期間の設定があります。デフォルトでは2ヶ月ですが、管理画面から14ヶ月に変更しておくことを強くおすすめします。前年同月比の分析ができなくなってしまうので、これは初期設定として必ずやっておきたいポイントです。

まず見るべき5つの指標

GA4には膨大なデータが表示されますが、Web担当者がまず押さえるべき指標は5つだけ。これさえ理解すれば、サイトの健康状態は把握できます。

5指標

最低限チェックすべき数値
ユーザー数・セッション・PV・直帰率・CV

週1

推奨チェック頻度
毎週月曜日に前週データを確認

3ヶ月

トレンド把握に必要な最低期間
季節変動を見極めるため

1. ユーザー数 -- サイトに訪れた人の数。新規とリピーターの割合も確認。2. セッション数 -- 訪問回数。1人が3回来れば3セッション。3. ページビュー(PV) -- 閲覧されたページの総数。4. エンゲージメント率 -- GA4では旧来の「直帰率」に代わり、10秒以上滞在・2ページ以上閲覧・CVイベント発生のいずれかを満たした割合を見ます。5. コンバージョン数 -- お問い合わせ・資料請求など、ビジネス上のゴール達成数です。

レポートの読み方 — 3つの視点

数字が見えるようになったら、次はその数字を「読む」フェーズです。GA4のレポートは、大きく3つの視点から見ると整理しやすくなります。

視点1: どこから来たか(集客レポート)。「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」で確認できます。Organic Search(検索エンジン経由)、Direct(直接アクセス)、Referral(他サイトからのリンク)、Social(SNS経由)など、ユーザーの流入経路がわかります。「どの集客チャネルが効いているか」を把握することで、注力すべきマーケティング施策が見えてきます。

視点2: 何を見たか(エンゲージメントレポート)。「レポート」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」で、どのページがよく見られているかがわかります。人気ページのランキングを見て、「なぜこのページが見られているのか」「逆に見てほしいページが見られていないのはなぜか」を考える。これがデータドリブンな改善の第一歩です。

視点3: 成果につながったか(コンバージョンレポート)。GA4では「イベント」としてコンバージョンを設定します。お問い合わせフォームの送信完了、電話ボタンのクリック、資料ダウンロードなど、ビジネスにとって重要なアクションを「キーイベント」として設定しておきましょう。どの流入経路から来たユーザーがコンバージョンに至ったかを追うことで、投資対効果の高い施策がわかります。

レポートを見る際のコツは、「比較」を使うこと。前月比、前年同月比で見ることで、単なるスナップショットではなく「トレンド」が見えるようになります。GA4のレポート上部にある日付セレクターで「比較」をオンにするだけ。数字の羅列が、ストーリーに変わる瞬間です。

データを改善アクションにつなげる

データを見るだけでは何も変わりません。重要なのは、数字から「次にやること」を決めること。ここでは、よくあるデータパターンとその対応策をご紹介します。

パターン1: ユーザー数は多いのにコンバージョンが少ない。これは「集客はできているが、サイト内で説得できていない」状態です。ランディングページのコピーライティング見直し、CTAボタンの配置変更、フォームの入力項目削減など、サイト内の動線改善が必要です。特にスマホでの使い勝手をチェックしてください。多くの場合、モバイルのCV率がPC版より大幅に低いはずです。

パターン2: エンゲージメント率が低い(50%以下)。ユーザーがサイトに来ても、すぐに離れてしまっている状態です。考えられる原因は、ページの読み込みが遅い、コンテンツがユーザーの期待と合っていない、モバイル表示が崩れているなど。まずはPageSpeed Insightsでサイト速度を確認し、次にSearch Consoleで検索クエリとランディングページの整合性を見てみましょう。

パターン3: 特定ページだけPVが突出している。これはチャンスです。そのページに関連する情報を充実させ、内部リンクで回遊を促す。問い合わせへの導線を強化する。同じテーマで別の記事を書く。人気コンテンツは、サイト全体の価値を底上げするレバレッジポイントになります。

パターン4: Organic Searchの流入が少ない。SEO対策が不十分か、そもそもコンテンツが少ない可能性があります。Google Search Consoleと連携して、表示回数はあるのにクリックされていないキーワードを見つけましょう。タイトルとmeta descriptionを改善するだけで、CTRが劇的に変わることがあります。

データ分析で大切なのは、完璧を目指さないこと。週に1回、15分だけGA4を開いて、前週との変化を確認する。それだけで十分です。重要な変化があったときだけ深掘りすればいい。「データを見る習慣」さえつけば、改善のチャンスは自然と見つかるものです。

GA4は「答え」ではなく「問い」を与えてくれるツール。「なぜこのページの離脱率が高いのか?」「なぜ今月はお問い合わせが減ったのか?」-- データが投げかけてくる問いに、一つひとつ向き合っていくこと。それが、サイト改善の最も確実な道筋です。難しく考えすぎず、まずは週1回の「数字チェック習慣」から始めてみてください。

よくある質問

最大の違いは計測の考え方です。UAは「ページビュー」を中心にデータを取っていましたが、GA4は「イベント」ベースで計測します。ページの閲覧、スクロール、クリック、動画再生 -- すべてが「イベント」として記録されるため、ユーザーの行動をより細かく追跡できます。一方で、レポートの画面構成が大きく変わったため、UA時代に慣れていた方は「どこに何があるかわからない」と感じることが多いようです。慣れるまでは「レポート」→「集客」「エンゲージメント」の2つを行き来するだけでも十分です。
基本的な数値チェックは自社で行い、改善施策の実行はプロに相談するのがおすすめです。「何が起きているか」はGA4を見ればわかりますが、「なぜそうなっているか」「どう改善すべきか」の判断には経験が必要です。特にコンバージョン率が1%を下回っている場合や、直帰率が70%を超えている場合は、サイト構造やコンテンツに根本的な課題がある可能性が高いので、専門家の視点を入れたほうが効率的です。

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GA4の初期設定から、データに基づくサイト改善提案まで。HAKUSOが御社のアクセス解析をサポートします。「数字の見方がわからない」という段階からでも、お気軽にどうぞ。

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