HAKUSO

CONSTRUCTION HP GUIDE 建設会社のHP制作ガイド

2026.02.28 Web集客のコツ

「下請けばかりで利益が残らない」「元請け案件を自分たちで取りたい」――建設会社の経営者から、こうした声を頻繁にいただきます。人手不足が深刻化する建設業界で、ホームページは元請け案件の獲得と人材採用を同時に解決できる強力な武器です。この記事では、建設会社がWebサイトを活用して元請け案件を増やし、経営基盤を強化するための実践的なポイントを5つに分けて解説します。

建設業 ホームページ制作 Web集客 元請け獲得 SEO

なぜ建設会社にホームページが必要か

建設業は長年、元請け・ゼネコンからの下請け構造が主流でした。しかし、下請けに依存し続けるリスクは年々大きくなっています。元請けの経営状況が悪化すれば発注が止まり、マージンを差し引かれた低い利益率では、職人の待遇改善も設備投資も後回しにせざるを得ません。「いい仕事をしているのに、なぜか儲からない」――この構造的な問題を打破するには、施主やオーナーから直接受注する「元請け化」が不可欠です。

ここで重要なのが、ホームページの役割です。建設業の発注者――マンションオーナー、工場の管理者、店舗の経営者――は、工事を依頼する前に必ずインターネットで情報収集します。「○○市 建設会社」「店舗改修工事 ○○区」と検索したときに自社のサイトが表示されなければ、その見込み客は競合に流れてしまいます。ホームページがないということは、24時間稼働する営業マンを1人も持っていないのと同じことです。

また、公共工事の入札においても、ホームページの有無は信頼性の評価に影響します。発注元の担当者は、入札参加企業のWebサイトを確認して施工実績や会社規模を把握するのが常識になっています。しっかりしたサイトがあれば「この会社はきちんとしている」という第一印象を与えられます。逆にサイトがない、または古いまま放置されていると、「この会社、まだやっているのか」と不信感を持たれかねません。

ポータルサイトや紹介だけに頼る集客にも限界があります。紹介は単発で終わることが多く、ポータルサイトは成約ごとに手数料がかかります。自社ホームページからの問い合わせなら手数料はゼロ、利益率は大幅に改善します。ホームページは「作って終わり」ではなく、長期にわたって問い合わせを生み出す資産なのです。

施工実績の見せ方 ― Before-After・規模感・工法説明

施工実績は、建設会社のホームページにおいて最も重要なコンテンツです。発注者が見たいのは「この会社に頼んだら、どんな仕上がりになるのか」。言葉で説明するよりも、実際の施工事例を見せるほうが何倍も効果的です。建設業は塗装業以上に「現場の写真」が説得力を持つ業界です。

Before-After写真は必須です。老朽化した外壁が新築同様に生まれ変わる様子、狭かった店舗が開放的な空間にリニューアルされる過程――これらを写真で見せることで、発注者は「自分の建物もこうなるかもしれない」と具体的にイメージできます。撮影のポイントは、同じアングル・同じ時間帯で施工前と施工後を撮ること。照明条件が違うと正確な比較ができません。

写真だけでは不十分です。建設業の発注者は、規模感を知りたがっています。延床面積、工事期間、おおよその費用帯(「500万円台」「1,000万円〜」など)を明記してください。特に法人の発注者は社内稟議を通す必要があるため、費用の目安がないと問い合わせのハードルが上がります。

工法の説明も差別化のポイントです。「鉄骨造の耐震補強工事」「RC造の防水改修」「木造在来工法のリフォーム」など、自社が得意とする工法や構造をテキストで説明しましょう。専門用語を使いつつも、一般の発注者にも伝わるよう平易な言葉で補足するのがコツです。「RC造(鉄筋コンクリート造)」のようにカッコ書きで説明を添えれば、専門性と分かりやすさの両立ができます。

施工実績は最低でも10件、理想的には20件以上掲載しましょう。件数が少ないと「この会社、実績が少ないのでは」と不安を与えてしまいます。過去の案件であっても、写真が残っているなら掲載する価値は十分にあります。

元請け案件を獲得するためのSEO戦略

建設会社がホームページで元請け案件を獲得するには、「検索で見つけてもらう」仕組みが欠かせません。どれだけ立派なサイトを作っても、検索結果に表示されなければ存在しないのと同じです。建設業のSEO対策は、地域密着型のビジネス特性を活かすことがポイントになります。

まず狙うべきは「地域名×工事種別」のキーワードです。「○○市 建設会社」「○○区 店舗改修」「○○市 耐震工事」「○○県 工場建設」――これらは、今まさに工事を検討している発注者が検索するキーワードです。自社の商圏内の地域名と、得意な工事種別を掛け合わせたキーワードをリストアップし、それぞれに対応するページを作成するのが基本戦略です。

1ページにつき1つのキーワードを狙うのが鉄則です。「○○市の店舗改修工事」と「△△市の耐震補強工事」を1ページにまとめるのではなく、別々のページとして作成します。Googleはページ単位でコンテンツを評価するため、テーマを絞ったページのほうが検索順位が上がりやすくなります。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の最適化も必須です。会社名、住所、電話番号、営業時間を正確に登録し、施工写真を定期的にアップロードしましょう。口コミの数と評価は、ローカル検索のランキングに直接影響します。施工完了後にお客様へ「Googleで感想を書いていただけますか」とお願いする仕組みを作ってください。口コミが5件、10件と増えるにつれ、「○○市 建設会社」で検索したときのGoogleマップでの表示順位が確実に上がります。

さらに効果的なのが、施工事例のブログ記事です。「○○市の築30年RC造マンション 大規模修繕工事の事例」のような記事を定期的に公開すれば、ロングテールキーワード(具体的で競合の少ない検索語句)で上位表示されやすくなります。これらの記事が蓄積されるにつれ、サイト全体の検索評価も向上していきます。

採用ページの重要性 ― 人手不足対策と若手採用

建設業界の最大の経営課題は「人手不足」です。国土交通省のデータによると、建設業就業者の約3割が55歳以上、29歳以下は約1割に過ぎません。今後10年で大量の退職者が出る一方、若手の入職者は減り続けているのが現実です。「元請け案件を取れても、施工する人がいない」という事態は、もはや他人事ではありません。

採用においてもホームページは極めて重要な役割を果たします。求職者の大半は、応募前に会社のWebサイトをチェックします。ホームページがない、あるいは古い情報のまま放置されていると、「この会社は大丈夫なのか」と不安を感じて応募を見送ってしまいます。特に20代〜30代の若手求職者は、Webサイトの印象で応募先を絞り込む傾向が強いです。

採用ページに載せるべき情報は明確です。仕事内容、給与・待遇、福利厚生、1日のスケジュール、先輩社員の声――これらを具体的に記載してください。「やりがいのある仕事です」のような抽象的な表現ではなく、「入社2年目の山田(25歳)は、現在○○現場で型枠工事を担当。月収28万円、年間休日105日」のように、数字と実名で伝えるのが効果的です。

現場の写真や動画は必須です。建設現場のリアルな雰囲気、チームで働く様子、完成した建物の前での集合写真。これらのビジュアルは、求職者に「ここで働く自分」をイメージさせる力があります。スマートフォンで撮影した写真でも十分です。プロのカメラマンを呼ぶ余裕がなければ、日常的に現場の様子を撮影しておく習慣をつけましょう。

「未経験者歓迎」「資格取得支援あり」「2024年に週休二日制を導入」など、若手が気にするポイントを前面に出すことも大切です。建設業は「きつい・汚い・危険」というイメージが根強いですが、実際の働き方や待遇改善の取り組みを具体的に示すことで、そのイメージを払拭できます。採用ページは、会社の未来への投資なのです。

問い合わせ導線の設計と信頼性の構築

ホームページに訪問者が来ても、問い合わせにつながらなければ意味がありません。問い合わせ導線の設計は、建設会社のWebサイトで最も重要な要素のひとつです。施工実績を見て「いいな」と思った訪問者が、迷わずに問い合わせできる動線を作りましょう。

具体的には、すべてのページに問い合わせへのリンクを配置します。施工実績ページの下部、サービス紹介の末尾、ヘッダーの固定位置、ページ下部のフローティングボタン。「問い合わせしたい」と思った瞬間にボタンが目に入る状態が理想です。

フォームの設計もシンプルに。会社名・担当者名・電話番号・メールアドレス・相談内容の5項目で十分です。「建物の構造」「工事の種類」「予算」など細かい項目は、ヒアリング時に確認すれば済むこと。項目が多いほど、途中で離脱する確率が上がります。

そして、建設業で問い合わせを増やすために不可欠なのが「信頼性の証明」です。建設業許可番号(一般・特定の別も明記)、保有資格(一級建築士、一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士など)、加入保険、安全衛生に関する取り組み、過去の表彰歴や受賞歴。これらの情報をサイト上に明示することで、「この会社はちゃんとした会社だ」という安心感を与えることができます。

特に建設業許可番号の掲載は重要です。500万円以上の工事を請け負うには建設業許可が必要であり、許可を取得していること自体が信頼の証です。許可番号をフッターやサイドバーに常時表示しておけば、発注者に「無許可業者ではない」ことが一目で伝わります。

HAKUSOでは、建設会社向けのホームページ制作を30万円〜で承っています。代表の白倉は塗料メーカーで4年半の営業経験があり、建設業界の商習慣や発注者の心理を深く理解しています。施工実績の撮影アドバイスから、SEO対策、採用ページの設計まで、建設会社に特化したWeb戦略をトータルでご提案します。

塗装・建設の制作サンプルを見る

建設業のHP制作、ご相談ください

建設業界の商習慣を理解した上で、元請け案件の獲得と人材採用を同時に実現するホームページを制作します。初回相談・お見積もりは無料です。

無料で相談する

WRITTEN BY

白倉 幹久(Mikihisa Shirakura)

塗料メーカーで4年半の営業経験を経て、2025年11月にHAKUSOを開業。塗装業・建設業のWeb集客に強い個人Web制作事務所を運営。

2026年2月28日 公開

@MikiVideoe @tabinichi.onair

まずは、話してみてください

ウェブサイトのこと、なんでもご相談ください。初回相談は無料です。

STEP 1

フォームから相談

STEP 2

ヒアリング・お見積もり

STEP 3

制作スタート

2営業日以内に返信
初回相談無料
途中キャンセル費用なし
無料で相談する
無料で相談する