塗装会社が詰まるのは、この9カ所です。
塗装業界で4年半、元・塗料メーカーの営業として現場を回ってきました。そこで見てきた「詰まりどころ」を9つに整理しています。まず御社がどこで止まっているかを確かめて、当てはまるカテゴリから読んでください。
塗装店が詰まるのは、
この9カ所です。
塗装業界で4年半、元・塗料メーカーの営業として現場を回ってきました。そこで見てきた「詰まりどころ」を9つに整理したのが、これです。御社の現在地に当たるカテゴリから読んでください。
その前に。施主は、こう選んでいます。
出典:外壁塗装経験者195人アンケート(株式会社AlbaLink調べ・n=195)。御社の結果を示すものではありません。
45.1%が「1社だけ」で決めています。相見積もりすら取らない。つまり、最初に見つけてもらえるかどうかで半分が決まる。そして決め手の1位は安さではなく「価格への納得」でした。この2つが、下の9つの型の土台です。
Web・MEO・口コミ
見つかる × 信頼される
現在地:★は良いのに口コミが少ない/HPが古い・何屋か伝わらない/ポータル頼みになっている。
なぜここが穴か施主はGoogleで探し、地図の口コミ・写真で2〜3社に絞ってから相見積もりを取ります。地図で上位=候補入り、圏外=実力を見られる前に外れる。しかもGoogleは口コミの件数を「信頼の量」として順位に反映します。
- GBPの写真・説明文・営業時間を埋める
- 施工事例を毎月カード化してHP・地図に載せる
- 引き渡し時にQRで口コミを依頼する
HAKUSOが巻き取る所:GBP整備・施工事例のDB化・口コミ返信・料金ページ制作。御社は引き渡し時の一声だけ。
動画・SNS
工事の中身と人柄を見せる
現在地:発信していない/他社と同じに見える/「手抜きされないか」の不安で選ばれない。
なぜここが穴か塗装は完成まで中身が見えない工事。だから施主は不安で、実物を「見せた」会社を信じます。工程と人柄を動画で見せると、会う前に信頼が生まれ、Google・SNSも動画を優遇するので発見も増えます。
- 次の現場で写真・短い動画を撮る
- 事例動画を月2本、地図とSNSに投稿
- 眠っているSNSに現場発信を混ぜる
HAKUSOが巻き取る所:写真数枚からAI施工事例動画を量産・編集・投稿代行。御社は撮って送るだけ。
チラシ・看板・地域認知
オフラインで思い出させる
現在地:チラシの反応が悪い/地域で名前が知られていない/年配層が主客。
なぜここが穴か年配客はチラシで知り、その多くがスマホで会社名を裏取りしてから電話します。反応するチラシは「安さ」でなく、顔・想い・劣化写真で「信用できそう」を作る。認知は一発でなく継続で積み上がります。
- チラシに顔・劣化写真・QRを入れる
- 撒くエリアを絞る(新築・賃貸を外す)
- 既存の発信物をSNS・地図投稿に転用
HAKUSOが巻き取る所:反応するチラシ設計とQRでのデジタル接続。紙で知り、Googleで裏取りされても勝てる状態に。
現場調査・診断・提案
成約率が決まる最大の勝負どころ
現在地:相見積もりで負ける/現場調査は口頭説明だけ/成約率が20〜50%で止まっている。
なぜここが穴か施主は塗料の知識がなく、「安さ」でなく「ここまで見てくれた」という安心で決めます。現場調査はその安心を作れる唯一のタイミング。成約率は営業トークより「調査の可視化」で動きます。
- 写真50枚+報告書テンプレを作る
- 松竹梅3プラン+生涯コスト表を用意
- 案内できる施工済み物件を1件決める
HAKUSOが巻き取る所:現場でスマホに入力するだけで、御社ロゴ入りの診断報告書と3プランの見積書が出るアプリをご用意しています。Excelと格闘する夜は要りません。 ぬりカルテを見る →
ショールーム
来店で決める・価格から性能へ
現在地:移動商談が多い/価格勝負を避けたい/地域一番店を狙いたい。
なぜここが穴か実物・展示で「性能」を体感させると、施主の判断が価格から品質へ変わります。来店した客は購買意欲が高く成約率も上がる。大型投資が難しければ、移動型や展示物で同じ効果を小さく出せます。
- 暴露板・実塗布サンプルを1枚作る
- 現調後に見せる、または来店に誘導する
- カラーシミュを来店の入口にする
HAKUSOが巻き取る所:身の丈に合う展示物・来店導線・カラーシミュの設計まで。いきなり大箱は作りません。
高単価(フッ素・遮熱)
体感で納得させ、単価を上げる
現在地:シリコンばかり/価格競争で薄利/単価を上げたい。
なぜここが穴か塗料の性能は口頭では伝わりません。体感+生涯コストで「高い方が結局得」を納得させると、押し売りせずに高グレードが自然に選ばれます。値上げではなく「価値の見せ方」で単価が上がる。
- 体感ツールを1つ持つ(遮熱/暴露板)
- 生涯コスト表を作る
- 高グレードから見せる順に変える
HAKUSOが巻き取る所:体感提案の設計・生涯コスト表・松竹梅の見せ方づくり。(体感ツール自体はメーカー製品が前提です)
下請け強化・元請け化
構造を変えて件数を増やす
現在地:下請けが安い/元請けになりたい/新規集客がしんどい。
なぜここが穴かいきなり元請けを狙うより、まず「元請けが塗装を提案しやすい状態」を作ると案件を全部任されます。小さな工事を確実にこなして信頼を積み、そこから大型・紹介へ広がる。販促費ゼロで安定します。
- 15分で作れる診断書テンプレを持つ
- 元請けに提案資料を渡し勉強会をする
- 小工事から信頼を積み上げる
HAKUSOが巻き取る所:元請けに渡す提案資料・診断書テンプレの制作。まず制作物で入り、月額支援へ育てられます。
OB・リピート・紹介
一番安いチャネルを資産にする
現在地:新規獲得が高い/仕事が途切れる/既存客(OB)を活かせていない。
なぜここが穴か一番安いチャネルは既存客です。塗り替えは5〜10年周期なので、OB名簿は未来の案件の山。放置すると、次の塗り替え時期に競合へ流れます。定期接触で「困ったらあの人」の位置を取れば、紹介まで生まれます。
- OB名簿を塗り替え時期順に並べる
- 点検はがきを毎月少しずつ送る
- 引き渡し時に口コミ・紹介を頼む
HAKUSOが巻き取る所:口コミQR・点検はがき・小工事入口の仕組み化。眠っているOB資産を「勝手に回る」状態に。
組織・採用・体制
「回る」会社をつくる
現在地:一人で回らない/職人が足りない/営業が育たない/現場が雑。
なぜここが穴か社長が全部やると、受けられる件数に上限が来ます。社長は現調・クロージングに専念し、他は分担・外注・仕組み化すると、同じ人数でも売上が伸びる。採用も「動画で会社の素を見せる」と定着します。
- 社長の作業を棚卸し(専念する3つを決める)
- 発信・レポートを外注する
- 現場管理を仕組み化する
HAKUSOが巻き取る所:発信・現場写真の投稿・クチコミ依頼の仕組み・月次レポートを丸ごと。社長は本業(施工・クロージング)に集中できます。
全部やらない。まず1カテゴリ、STEP1から。
伸びている会社に共通するのは、才能ではなく「型」を1つ選んで続けたことです。御社の一番弱い1段を1つ選べば、同じ工事力でも結果は変わります。どこが一番弱いかは、無料診断で御社の数字を見てお伝えします。
無料でGoogleマップ診断を受けるでは、なぜ今なのか。
詰まっている場所は分かった。あとは「いつやるか」です。結論から言うと、待っても状況は良くなりません。塗装店を取り巻く環境は、4つの数字でこうなっています。出典はすべて各カードに明記しました。
市場そのものが縮む(実績)
35年で 57%減
新設住宅の着工戸数(暦年)。塗り替えの需要は10〜15年前の着工で決まります。つまりこの減り方が、そのまま将来の仕事の数になります。
出典:国土交通省「建築着工統計調査報告」時系列一覧(mlit.go.jp)。1990年=1,707,109戸/2025年=740,667戸。
この先も戻らない(予測)
2040年度 61万戸へ
野村総合研究所の予測(斜線=予測値)。市場が戻る前提の経営は、もう組めません。だからこそ、限られた問い合わせを確実に取る側に回る必要があります。
出典:野村総合研究所 2025年6月12日発表(nri.com)。※予測値です。左のカードは暦年、こちらは年度ベースのため直接は比較できません。
値上げを転嫁しきれない
コスト増の 約6割を自社負担
コスト上昇分のうち、販売価格に乗せられた割合の平均です。塗料代は上がり続けるのに、半分以上を自社が飲んでいる。安売りのままでは、利益のほうが先に消えます。
出典:帝国データバンク「価格転嫁に関する実態調査(2026年2月)」(tdb.co.jp)。有効回答10,416社。※全業種対象で、塗装業に限った数字ではありません。
人が採れない
人手不足倒産の最多は建設業
2025年度の人手不足倒産は441件で過去最多。うち建設業が112件=全体の約4分の1で最多業種です。しかも倒産の約75%は従業員10人未満の会社でした。少ない人数で、いかに良いお客様を選んで受けるかが問われます。
出典:帝国データバンク「人手不足倒産の動向調査(2025年度)」2026年4月9日発表(tdb.co.jp)。※「建設業」は塗装業を含むより広い分類です。
だから「たくさん集めて、安く、たくさん受ける」時代は終わりました。
これからは 見つかる × 信頼される × 高くても選ばれる × 紹介で回る 会社だけが生き残ります。
※上の4つは、いずれも国土交通省・野村総合研究所・帝国データバンクの公表資料に載っている数字です(2026年7月15日時点で各発表ページを確認)。業界全体の話であり、御社の商圏の状況を示すものではありません。御社の地域が今どうなっているかは、下の無料診断で実際にお調べします。
